エンゲージメントは偶然ではない
——簡単に再現できる4つの仕組み。元パソナキャリアの代表の渡辺さんから学んだこと。
人事CREWのドリーです。
昨日、元パソナキャリア役員、株式会社フリーダムワンの代表取締役社長の渡辺さんの講義を受けて「これはすぐ現場で使える」と思った学びを、厳選してシェアします。
■ エンゲージメントが高い会社は”たまたま”強いのではない
講義の中で最も印象的だったのはこれ。
渡辺さんがパソナキャリアを5名から1300名に成長させ、業界1位になった時、
売上は3.5倍、利益は16倍になったそうです。
そして、このエンゲージメントは”偶然”ではなく設計できる。
法政大学の坂本先生との共同研究で、エンゲージメントが高く業績もいい会社の共通点を7〜8年かけて調査した結果、明確なパターンが見えてきたとのこと。
■ エンゲージメントが高い会社は「議論の文化」がある
調査の結果、エンゲージメント上位企業の共通点1位は
「仕事の工夫や改善について社員同士で話し合う組織風土」だった。
これはすぐに再現できます。
– 毎週15分の改善ミーティング
– 3人だけの小さなディスカッション
– 朝礼で「昨日の気づき」を1つ共有
こうした小さな議論の積み重ねが、現場の納得度とエンゲージメントを上げる。
渡辺さん曰く「100%方針を決めていても、みんなで一応会議にかけてどうするか話し合う」これだけで、自己決定感が生まれ、内発的動機が高まる。
指示が飛ぶだけの会社は伸びない。議論が生まれる会社が伸びる。
■ 逆ピラミッド型組織:現場 → マネジメントの順で大事
これも再現しやすい考え方。
– お客様が一番上
– お客様と接しているメンバーが一番尊重される
– 役員が一番下
渡辺さんは実際に、社長の大きな机も全国支店長の専用席も全廃したそうです。
「経営陣の仕事は、社員を顧客にしたサービス業」
この考え方を徹底した結果、渡辺さんは会社で怒ることが一切なくなったとのこと。
■ 仕組み × 人間関係の両輪が必要
効率化は仕組みでできる。
でも「やる気」「やりがい」は人間関係でしか作れない。
渡辺さんの言葉を借りれば「論語とそろばん」。
仕事をクールに作業的にこなして帰るだけでは、人生がつまらない。
豊かな人間関係があった方が、一度しかない人生、その会社で働く意味が出てくる。
■ 返報性の原理:大切にすれば、大切にされる
これは心理学で証明されている原理。
「人は何かしていただくと、お返しをしたい」という気持ちが、人種や民族に関係なく共通で出てくる。
上司から大事にされる、気にかけてもらう、育ててもらう。
そうすると、部下は上司のことがだんだん好きになって「この人のために頑張ろう」となる。
■ 今日あなたができることはこれ:
– メンバーの仕事を1つ具体的に褒める
– 小さな成功を翌日の朝礼で紹介する
– 1on1で「最近困ってることある?」と聞くだけ
お金もかからず、即効果がある。
明日の現場から使えるものばかりなので、
ぜひ1つ試してみてください。
ではまた明日!
ドリー
